フィンケル一族(Finkel Weidhaas)は現代を代表する弓製作一族です。初代エーバルト・ヴァイドハス(Ewald Weidhaas1869年生まれ1939年没)に始まって、二代目のパオル・ヴァイドハス(Paul Weidhaas)は当時最高の弓製作者だったバオシュ(Bausch)とヴィクトール フェティーク(V.Fetiue)に学んだ名工で後にドイツのマルクノイキルヒェンに工房を開きました。その後三代目ジークフリート(Siegfried)の代1952年にスイスのブリエンツ(Brienz)に移住、この弓の製作者Johannes Siegfried Finkelは四代目にあたります。J & A ベアー(J&A Beare in London)ハン ス・ヴァイスハー(Hans Weisshaar in Los Angels)ウイリアム・メーニック(William Moennig & Son in Philadelphia)と言う超一流工房で修行の後に1975年にスイスに戻り自分の名前を入れたマスターボウの他に別ブランドで工房作品も製作しました。現在は引退し五代目の娘の代になっています。この弓は現在使用が難しいべっ甲フロッシュで本人製作の非常に貴重な弓です。金金具べっこうフロッグ丸スティック61.7g、小売り価格は120万円くらいだと思います。完璧なバランス、豊かな音色、素晴らしい作品です。一生物で、絶対に買い得だと思います!段々下げて行きますが、年内に取り下げて年明けに楽器店に委託に出します。査定をもらっていますが店頭価格85万から90万で、こちらの方が断然お得だと思います。専門店が弓を発送して来たそのままの梱包で全国送料無料で送ります。